前国防相側近また拘束=「ショイグ派」追い落とし―ロシア 2024年08月30日 08時01分

ロシア国防省庁舎=5月14日、モスクワ(AFP時事)
ロシア国防省庁舎=5月14日、モスクワ(AFP時事)

 ロシア国営タス通信などによると、同国連邦捜査委員会は29日、パベル・ポポフ元国防次官(上級大将)を拘束した。2021年から今年6月に解任されるまでの間、モスクワ郊外の軍事見本市会場の運営を担当し、私腹を肥やした疑いがかけられている。
 ポポフ氏は、5月に安全保障会議書記に転出したショイグ前国防相の側近。ショイグ氏が非常事態相を務めた1990年代から同氏の部下として仕えていた。ウクライナ侵攻の中、今年4月から国防次官経験者の拘束が相次いでおり、「ショイグ派」の追い落としが行われているもようだ。 

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