正恩氏、放射砲の試射視察=改良型配備の方針―北朝鮮 2024年08月28日 14時59分

27日、240ミリ口径の放射砲の試射を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(撮影場所不明、朝鮮中央通信が28日に配信)(AFP時事)
27日、240ミリ口径の放射砲の試射を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(撮影場所不明、朝鮮中央通信が28日に配信)(AFP時事)

 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩朝鮮労働党総書記が27日に240ミリ口径の改良型放射砲(多連装ロケット砲)の試射を視察したと報じた。正恩氏は、放射砲の生産と部隊配備に向けた「重要方針」を示した。
 240ミリ口径放射砲は韓国首都圏への攻撃を想定した兵器とされる。韓国の専門家によると、北朝鮮の既存の240ミリ口径放射砲は1980年代前後に生産され、老朽化。北朝鮮は5月、誘導技術を導入した改良型を配備する方針を明らかにしていた。 

海外経済ニュース