靖国落書きの男、中国で拘束=別件の恐喝容疑 2024年08月27日 23時18分

 【北京時事】靖国神社(東京都千代田区)の石柱に英語で「トイレ」と落書きされた事件を巡り、中国メディアは27日、浙江省杭州市の公安当局が実行役とみられる男を拘束したと報じた。神社の事件とは別の恐喝事件に関与したとされる。
 男は中国籍の董光明容疑者で、5月31日に別の男2人と共謀し、神社名を記した石柱にスプレーで落書きした疑いが持たれている。董容疑者は6月1日に日本から出国しており、警視庁公安部が器物損壊と礼拝所不敬の疑いで指名手配した。
 董容疑者はSNSに動画などを投稿するインフルエンサーで、落書きの様子は中国国内でも拡散。今回の拘束を受け、中国のインターネット上では「反日行為は(逮捕を免れる)お守りにならない」との指摘も出ている。 

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