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　【シドニー時事】オーストラリア政府は２７日、２０２５年１月から新規の留学生受け入れに上限を設ける方針を発表した。立法措置を講じた上で、来年は２７万人とする。留学生を含む移民の増加で住宅不足が深刻化し、家賃高騰を招いていることに対応した。
　コロナ禍の収束後、豪州で留学生は増加傾向にあり、２３年には３２万３０００人が流入した。来年の上限２７万人はコロナ禍直前とほぼ同水準で、内訳は大学が１４万５０００人、大学院など高等研究機関が３万人、職業訓練機関が９万５０００人となる。