イスラエル首相、米のガザ停戦案支持=「次はハマス」とブリンケン氏 2024年08月20日 05時31分

イスラエルのネタニヤフ首相=4日、エルサレム(AFP時事)
イスラエルのネタニヤフ首相=4日、エルサレム(AFP時事)

 【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は19日、パレスチナ自治区ガザで交戦中のイスラム組織ハマスとの停戦に向け、米国が先週示した提案を受け入れて支持した。中東歴訪中のブリンケン米国務長官がネタニヤフ氏と会談後、明らかにした。ブリンケン氏は停戦実現のため、ハマスに合意を迫った。
 米国は16日、交渉を仲介するカタールやエジプトと共に、イスラエルとハマスに双方の溝を埋める案を示した。ブリンケン氏は19日の記者会見で、ネタニヤフ氏がこの提案への支持を表明したほか、停戦交渉のため、代表団を再び派遣することを確約したと説明した。
 ブリンケン氏は「次の重要なステップはハマスが『イエス』と言うことだ」と述べ、提案に応じるようハマスに要求。米国など仲介国は今週中に停戦交渉をエジプトの首都カイロで再開し、詰めの協議を進めたい考えで、ハマスにも参加するよう圧力を強めている。 

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19日、イスラエル・テルアビブで記者会見するブリンケン米国務長官(AFP時事)
19日、イスラエル・テルアビブで記者会見するブリンケン米国務長官(AFP時事)

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