ガザ空爆で親族ら17人死亡=停戦交渉と並行し攻撃継続 2024年08月17日 19時22分

17日、パレスチナ自治区ガザ中部で、攻撃を受けた建物を調べる人(AFP時事)
17日、パレスチナ自治区ガザ中部で、攻撃を受けた建物を調べる人(AFP時事)

 【カイロ時事】ロイター通信は17日、イスラエル軍が同日、パレスチナ自治区ガザ中部を空爆し、17人が死亡、多数が負傷したと報じた。ガザ当局によれば、犠牲者のほとんどが親族。停戦交渉と並行してガザへの攻撃が続いている。
 AFP通信によれば、軍は未明に民家を空爆。死者には子供9人が含まれているという。イスラエル軍はロイターに、事実関係を調べていると明かした。
 これとは別に、軍は17日、イスラム組織ハマスが活動していると見なしたガザ中部での「強力な作戦」を予告し、一部地域の住民に避難を呼び掛けた。軍は最近、こうした勧告を立て続けに発表。「安全な場所」と指定した「人道地域」にもたびたび退避が要請され、避難場所が縮小している。 

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