ガザ停戦交渉、16日も継続=「やるべきこと多い」―米高官 2024年08月16日 07時13分
【ワシントン、カイロ時事】カービー米大統領補佐官(広報担当)は15日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉に関し、「やるべきことが多く残っている」と述べ、16日も続行するという見通しを明らかにした。オンラインで記者団に語った。今回の交渉は仲介国を交え、カタールの首都ドーハで15日に始まった。カービー氏は「合意履行の詳細に焦点を当てている」と説明したが、合意に向けた道筋は見えていない。
ロイター通信によれば、イスラエルのほか、仲介国の米国、カタール、エジプトの高官が交渉に参加。昨年10月からイスラエルと交戦する当事者であるイスラム組織ハマスは、仲介国が参加を呼び掛けたが出席を見送った。交渉の内容は事後的に仲介国から説明を受けるもようだ。