米インフレ、なお最重要課題=社会保障関連を非課税に―トランプ氏 2024年08月15日 09時13分

 【ワシントン時事】11月の米大統領選の共和党候補であるトランプ前大統領は14日、南部ノースカロライナ州で演説し、インフレが引き続き「経済で最重要課題」との見解を明らかにした。米国のインフレは鈍化を続けているものの、住居費などの伸びは依然高く、消費者心理を圧迫している。
 トランプ氏は、民主党候補のハリス副大統領がバイデン政権のナンバー2でありながら、インフレへの対応をしてこなかったと批判。自身が大統領に返り咲けば、物価高による打撃が大きい高齢者を支援するため、年金などの「社会保障関連を非課税にする」と表明した。 

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