中国、台湾漁船員4人解放=いまだ1人の調査継続 2024年08月13日 20時15分

 【北京時事】中国海警局は13日、台湾が実効支配する金門島周辺海域で7月に拿捕(だほ)した台湾漁船の乗組員5人のうち4人を解放したと発表した。4人については「違法行為が軽微だったため刑事責任を問わない」として台湾に送還したが、残る1人はいまだ調査中という。
 5人は7月2日、台湾が中国船の進入を規制する「制限水域」の外側、中国福建省に近い海域で拘束された。中国の休漁期間に当たり、海警局は「漁業資源と生態環境を破壊した」と拿捕の理由を説明していた。 

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