原爆犠牲者に黙とう=インド下院 2024年08月06日 20時07分
【ニューデリー時事】インド下院は、原爆投下から79年を迎えた6日、広島と長崎の犠牲者に対して黙とうをささげた。ビルラ議長は「われわれは原爆の拡散を抑制し、世界の平和と調和の確保に取り組んでいる」などと述べ、議員に黙とうを促した。
在インド日本大使館によると、下院は核兵器廃絶を強く訴えたラジブ・ガンジー政権時の1985年からほぼ毎年、犠牲者の追悼のため黙とうを行ってきた。インドは核拡散防止条約(NPT)に加盟していないが、事実上の核保有国。今年5月で初の核実験から50年がたった。