「外交と友情の偉業」=拘束者交換に7カ国関与―米大統領 2024年08月02日 07時24分

1日、ワシントンのホワイトハウスにロシアで拘束されていた米国人の家族を招き、演説するバイデン米大統領(中央)(EPA時事)
1日、ワシントンのホワイトハウスにロシアで拘束されていた米国人の家族を招き、演説するバイデン米大統領(中央)(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は1日、ロシアと行った米国人拘束者らの身柄交換について、ホワイトハウスで演説し「この日のために祈ってきた。これを可能にした取引は外交と友情の偉業だ」と謝意を表明した。バイデン氏によると、米ロ両国に加えてドイツ、ポーランド、ノルウェー、スロベニア、トルコが関与した。
 バイデン氏は1日、元米海兵隊員ポール・ウィラン氏(54)らロシアで拘束されていた4人の家族を執務室に招き、解放された瞬間の喜びを分かち合った。ウィラン氏らとも電話で話し、「お帰りなさい」と伝えたという。 

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