フィンランド近くの修道院参拝=ロシア・ベラルーシ首脳、2年連続 2024年07月26日 14時22分

25日、ロシア北西部カレリア共和国のワラーム修道院を訪れた、プーチン大統領(中央)とベラルーシのルカシェンコ大統領(右から2人目)(EPA時事)
25日、ロシア北西部カレリア共和国のワラーム修道院を訪れた、プーチン大統領(中央)とベラルーシのルカシェンコ大統領(右から2人目)(EPA時事)

 ロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領は25日、フィンランドと国境を接するロシア北西部カレリア共和国を訪れ、湖に浮かぶ島のワラーム修道院を参拝した。共に「夏のひととき」を過ごし、関係の深さを誇示した。
 両首脳が同修道院を訪問するのは昨年7月以来。国営ロシア通信は「信仰や祖国に命をささげた兵士のために祈る場所」と紹介しており、長期化するロシアのウクライナ侵攻が背景にあるもようだ。
 プーチン氏はかつて、メドベージェフ前大統領やショイグ前国防相と個別に夏季休暇を楽しみ、結束をアピールしてきたが、2人とも安全保障会議の要職に転出。現場の陣頭指揮は退き、メディアで取り上げられることも少なくなった。 

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