中国、印ロと外相会談=ウクライナや国境問題協議か 2024年07月25日 22時43分
【ビエンチャン時事】中国の王毅共産党政治局員兼外相は25日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議に合わせて訪れたラオスの首都ビエンチャンで、ロシアのラブロフ外相、インドのジャイシャンカル外相とそれぞれ会談した。ロシアが侵攻を続けるウクライナの情勢や、中印が対立する国境問題を議論したとみられる。
王氏は24日、訪中したウクライナのクレバ外相と会談したばかり。習近平政権はロシアとウクライナの「仲介役」を自任しており、当事国外相との相次ぐ会談を通じ、双方への影響力を国際社会にアピールした格好だ。