台風3号で22人死亡=被害、台湾でも―フィリピン 2024年07月25日 17時02分
【マニラ時事】大型で非常に強い台風3号の影響を受けたフィリピンでは25日までに、22人の死亡が確認された。死者の半数はルソン島南部に集中しており、数千人が避難を余儀なくされたという。
マニラ首都圏などでは20日から雨が降り始め、洪水が多発したほか、多くの人が土砂崩れに巻き込まれるなどした。
台風3号はその後北上し、25日に台湾本島を通過。台湾当局によると、強風による落下物に当たるなどして3人が死亡、380人が負傷した。
台湾全域が大雨と強風に見舞われ、約69万戸が停電した。25日は全土で休業・休校措置が取られ、鉄道や航空など公共交通機関の運休も相次いだ。