台湾総統、軍事演習を視察=ミサイル攻撃想定、市民は避難 2024年07月23日 19時16分

23日、台湾東部・花蓮県の空軍基地で漢光演習を視察する頼清徳総統(右から3人目)(総統府提供・時事)
23日、台湾東部・花蓮県の空軍基地で漢光演習を視察する頼清徳総統(右から3人目)(総統府提供・時事)

 【台北時事】台湾の頼清徳総統は23日、東部・花蓮で台湾軍最大の定例軍事演習「漢光演習」を視察した。総統府によると、頼氏は演習に参加した空軍部隊に「任務に全力を尽くし、国民と全世界に国を守る決意を示そう」と訓示した。
 花蓮ではこの日、空軍基地がミサイル攻撃を受けた事態を想定した訓練を実施。滑走路の応急修理や、負傷兵の生存率を高めるための救護措置などを確認した。
 中国からの武力攻撃を想定した漢光演習は年に1回、離島を含む台湾各地で行われる。今年は22~26日の5日間。 

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23日、台北市の市場で防空避難訓練「万安演習」に参加する人々
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23日、台北市の市場で防空避難訓練「万安演習」に参加し地下の避難所に向かう人々
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