システム障害、航空になお影響=遅延1万7000便 2024年07月22日 22時24分

 【ニューヨーク時事】世界的なシステム障害による航空便への影響は22日も続いた。航空情報サイトによると、米東部時間同日朝の時点で、遅延は1万7000便、欠航が1100便を上回った。発生から4日となるが、各地の空港で依然多数の乗客が足止めされた。
 障害は、米IT企業が不具合を含む更新ソフトを配信したことが引き金となり、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載する端末約850万台に広がった。修正ソフトが配信されているものの、航空会社のシステム復旧に時間がかかっている。SNSでは、空港で夜を明かしたとみられる人らによる投稿が相次いだ。 

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