元CIAの北朝鮮専門家起訴=韓国政府「代理人」で活動か―米 2024年07月17日 11時18分
【ワシントン時事】ロイター通信は16日、ブランド品などの見返りに韓国政府の「代理人」として情報提供したとして、米連邦検察が元中央情報局(CIA)分析官で北朝鮮専門家のスミ・テリー氏を起訴したと報じた。
テリー氏は2013年ごろから韓国情報機関に対し、非公開の米政府の情報を提供していたとされる。見返りとして、ブランド品のバッグやコートのほか、同氏が運営する政策プログラムに3万7000ドル(約580万円)を超える資金提供を受けていた。
届け出をせずに韓国政府の「代理人」として活動し、「外国代理人登録法(FARA)」に違反した可能性がある。弁護士は取材に対し、「事実が明らかになれば、政府が重大な過ちを犯したことが分かる」と述べ、起訴内容を否定した。