ガザで学校空爆、23人死亡=国連の校舎、7割被害 2024年07月17日 07時41分

16日、イスラエル軍に空爆されたパレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラトの学校(ロイター時事)
16日、イスラエル軍に空爆されたパレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラトの学校(ロイター時事)

 【カイロ時事】イスラエル軍は16日、パレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラトの学校を空爆し、ロイター通信によると、23人が死亡した。同校を運営する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、昨年10月の衝突以降、学校の7割近くが攻撃を受けたとした上で「安全な場所はどこにもない」とイスラエルを非難した。
 軍は声明で、学校内で「テロリスト」が活動していたと主張した。軍は今月に入り、立て続けに学校を空爆している。UNRWAは、学校の95%以上が攻撃を受けた際に避難所として使用されており、同機関の施設で539人の避難民が犠牲になったと明かした。 

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