ジュリアーニ氏の破産申請棄却=資産差し押さえの可能性―米 2024年07月13日 08時59分
【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州の連邦裁判所は12日、資産の情報開示を怠ったとして、ジュリアーニ元ニューヨーク市長(80)の破産申請を棄却した。米メディアが報じた。
トランプ前大統領の顧問弁護士だったジュリアーニ氏は、2020年大統領選に絡む名誉毀損(きそん)裁判で敗訴。1億4800万ドル(約233億円)の支払いを命じられ、昨年12月に破産法の適用を申請した。
これに対し、債権者は、ジュリアーニ氏が申請後も保有資産の全容を明らかにしていないと主張していた。同氏はニューヨークと南部フロリダ州に物件を所有しており、今後、資産差し押さえに発展する可能性がある。