北朝鮮、米空母展開を非難=ロシアとの接近巡り反発も 2024年06月24日 20時32分

 【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮のキム・ガンイル国防次官は24日、談話を発表し、ロシアとの接近を問題視する米国などに反発した上で、米原子力空母の韓国寄港を非難した。「米国と韓国の挑発に対して新たな抑止力誇示で対抗する可能性がある」と警告した。
 米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」は22日、韓国南部釜山に入港した。これに対しキム氏は談話で、先のロ朝首脳会談を念頭に「(米韓は)友好的な主権国家間の正常な関係発展に悪口をまくし立て、危険な行動を取っている」と主張。「米韓は自重すべきだ」と強調した。
 米空母は、日米韓3カ国が近く実施する共同訓練に参加する予定。 

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