米アップル、デジタル規制違反=他社アプリの宣伝妨害―EUが予備的見解 2024年06月24日 18時54分
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は24日、米アップルについて、巨大IT企業による自社サービスの優遇などを禁じるデジタル市場法(DMA)に違反しているとの予備的見解を示した。アプリ配信サービス「アップストア」で、アプリ開発者に複数の制約を設け、利用者に対する宣伝の機会を妨げていると指摘した。
欧州委は3月に調査を開始した。DMA違反と判断された場合、アップルは最大で世界売上高の10%に上る制裁金を科される可能性がある。