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　【ベルリン時事】ルーマニア政府は２０日、ウクライナに米国製地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」を供与すると発表した。供与によって生じる自国の防空能力の不足を米国などの同盟国が埋めることを条件とした。ウクライナのゼレンスキー大統領はＸ（旧ツイッター）で「極めて重要な貢献だ」と謝意を示した。
　ウクライナはこのところ、ロシアによるミサイルやドローン攻撃を防ぎきれず、エネルギー施設などが深刻な被害を受けている。ルーマニア政府は声明で「ウクライナの状況が著しく悪化していることを考慮した」と説明した。