月裏側土壌、地球へ=帰還機に格納―中国 2024年06月06日 18時27分

 【北京時事】月の裏側で土壌試料を採取して飛び立った中国無人探査機「嫦娥6号」が6日、月軌道で待機する機体との合体に成功し、地球に戻る準備が整った。月の裏側の土壌を持ち帰ることに成功すれば世界初となる。
 採取した土壌を帰還機に格納する作業も成功。タイミングを見計らって月軌道から離脱し、今月下旬に帰還機が内モンゴル自治区の着陸場に落下する段取りだ。中国は2020年、月の表側の土壌1.7キロを採取して地球に持ち帰っている。 

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