ニューカレドニアで暴動=空港閉鎖、夜間外出禁止に 2024年05月14日 19時13分

14日、フランス領ニューカレドニアの中心都市ヌメアで、暴動が続く中、道路に置かれた障害物(AFP時事)
14日、フランス領ニューカレドニアの中心都市ヌメアで、暴動が続く中、道路に置かれた障害物(AFP時事)

 【シドニー時事】フランス領ニューカレドニアの中心都市ヌメアとその周辺で、13日から14日にかけて暴動が起き、多くの店舗や工場、車両などが放火された。当局は鎮圧のため治安部隊を展開し、空港を閉鎖。14日夕~15日早朝(日本時間14日午後~15日未明)の外出禁止令を出した。
 現在、フランス本国では地方選挙の投票権拡大に向けた憲法改正案が議論されている。これがニューカレドニアで独立を志向する勢力の反発を招き、暴動の引き金になったとみられる。AFP通信によると、デモ隊との衝突で警察官約50人が負傷し、80人以上が逮捕された。 

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