ロシア大統領、16日訪中=「初外遊」で連携強化へ 2024年05月14日 16時11分

中国の習近平国家主席(右)とロシアのプーチン大統領=2023年10月、北京(AFP時事)
中国の習近平国家主席(右)とロシアのプーチン大統領=2023年10月、北京(AFP時事)

 【北京時事】中国外務省は14日、ロシアのプーチン大統領が16、17両日に訪中すると発表した。プーチン氏にとって、今月7日の通算5期目となる大統領就任式後の「初外遊」。習近平国家主席と会談し、政治・経済面で依存を深める中国との連携を再確認する見通しだ。
 中国外務省の汪文斌副報道局長は14日の記者会見で、両首脳は「各分野での協力や共通の関心事である国際情勢について意見交換する」と説明した。ロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢についても協議するとみられる。ロシア大統領府などによると、プーチン氏は北京と中国東北部・黒竜江省ハルビンを訪れ、中ロ博覧会や地域協力フォーラムに参加する。 

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