大連便再開を要請へ=新田富山知事が中国入り 2024年05月14日 15時02分

金杉憲治・駐中国大使(手前)と面会する新田八朗富山県知事(中央)=14日、中国・北京
金杉憲治・駐中国大使(手前)と面会する新田八朗富山県知事(中央)=14日、中国・北京

 【北京時事】富山県の新田八朗知事は14日、中国・北京に到着した。訪中は18日までで、15日からは交流を続ける東北部の遼寧省に滞在する。省幹部らと会談し、富山―大連便の運航再開を要請する。
 大連便は富山空港を発着する主要路線の一つだが、新型コロナウイルスの感染が広がった2020年2月以降は運休したままだ。
 県によると、今回の訪中は、遼寧省との交流40周年に合わせており、省トップの※(※赤にオオザト)鵬・共産党委員会書記らとの会談が調整されている。
 新田知事は北京で金杉憲治・駐中大使と面会。金杉氏は「地方の交流は国民交流の中でも最も大切で最も重要だ」と強調。知事は「(訪問の成果を)県の政策、遼寧省との交流を深めるために活用したい」と語った。 

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