正恩氏、砲撃訓練を視察=ソウル「射程圏」と威嚇―北朝鮮メディア 2024年03月08日 09時54分

 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、金正恩朝鮮労働党総書記が7日、軍の大連合部隊の砲撃訓練を視察したと伝えた。同通信は「敵の首都(ソウル)を射程に入れる国境線付近の長距離砲兵区分隊」が訓練に参加したと強調し、韓国を威嚇した。
 正恩氏は「すべての砲兵部隊が実戦に入ってすぐに、無慈悲で迅速な攻撃により主導権を握れるよう、戦闘動員準備を整えるべきだ」と指示した。正恩氏は6日にも軍の重要作戦訓練基地を訪れており、軍の視察は2日連続。米韓両軍が4~14日の日程で実施中の合同軍事演習に対抗する狙いとみられる。 

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