NY金、最高値更新=原油は4カ月ぶり高水準 2024年03月02日 06時55分

金の延べ棒(AFP時事)
金の延べ棒(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】週末1日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米長期金利の低下などを背景に買いが膨らみ、前日終値比41.00ドル(2%)高の1オンス=2095.70ドルで取引を終えた。昨年12月27日以来約2カ月ぶりに最高値を更新した。
 この日発表された経済指標が弱めの内容だったことから、米早期利下げが意識され、長期金利が低下。金利を生まない資産である金への投資意欲が高まった。
 一方、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、有力産油国による減産継続観測を背景に買いが膨らみ、3日ぶりに反発した。米国産標準油種WTIは前日比1.71ドル(2.19%)高の1バレル=79.97ドルと、昨年11月以来約4カ月ぶりの高水準で取引を終えた。 

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