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　【ニューヨーク時事】日産自動車が、苦境に陥っている米電気自動車（ＥＶ）新興企業フィスカーに４億ドル（約６００億円）規模の出資を検討しているもようだ。ロイター通信が１日、関係者の話として報じた。ＥＶのピックアップトラック製造などで協力する可能性がある。
　フィスカーは２０１６年に創業した米カリフォルニア州に本拠を置くＥＶ専業メーカー。スポーツ用多目的車（ＳＵＶ）などを手掛けているが、生産規模が小さく、収益化に苦しんでいる。２月２９日には今後の事業継続に「重大な疑義」があることを公表。自動車大手から出資を受ける交渉に入っていると明らかにしていた。