ビャチェスラフ・レベジェフ氏死去=ロシア最高裁長官、80歳 2024年02月24日 20時33分

ロシアのビャチェスラフ・レベジェフ最高裁長官=2月6日、モスクワ(AFP時事)
ロシアのビャチェスラフ・レベジェフ最高裁長官=2月6日、モスクワ(AFP時事)

 ビャチェスラフ・レベジェフ氏(ロシア最高裁長官)最高裁によると23日に死去、80歳。コメルサント紙などの報道では、がんを患い、最近入院していた。
 43年モスクワ生まれ。首都で裁判官のキャリアを積み、80年代に反ソ活動の被告に有罪判決を言い渡した。89年にソ連時代のロシア最高裁長官。ソ連崩壊後も長官を30年以上務めた。最高裁は近年、LGBTなど性的少数者の権利を擁護する活動を非合法化したり、人権団体「メモリアル」(22年にノーベル平和賞受賞)に解散を命じたりするなど、プーチン政権の市民抑圧の一端を担っている。 

海外経済ニュース