ロシア早期警戒機また撃墜=アゾフ海で今年2機目―ウクライナ 2024年02月24日 16時44分

ロシア軍のA50早期警戒管制機=2020年6月、モスクワ(EPA時事)
ロシア軍のA50早期警戒管制機=2020年6月、モスクワ(EPA時事)

 ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は23日、侵攻を続けるロシア軍のA50早期警戒管制機を同日撃墜したと通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。A50は1月14日にも撃墜されていた。ウクライナのメディアによると、現場は今回も南東部に広がるアゾフ海周辺で、墜落時の映像もインターネットに投稿されている。
 ウクライナ側は「空軍と国防省情報総局が連携した作戦」(関係筋)だと主張。ロシアの軍事ブロガーの間では「ロシア軍の誤射」の可能性も指摘されている。
 23日はかつてのソ連軍記念日で、現在もロシアで「祖国防衛者の日」として祝われる。オレシチュク氏は「撃墜されないよう祝日こそ家(ロシア)にいるべきだ」と侵攻を批判した。 

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