ブラジル大統領「好ましからざる人物」=ナチスなぞらえた批判で―イスラエル 2024年02月19日 21時15分

 【カイロ時事】イスラエルのカッツ外相は19日、パレスチナ自治区ガザでの作戦続行に固執するイスラエルをナチス・ドイツになぞらえて非難したブラジルのルラ大統領を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)だ」と述べ、発言撤回を求めた。駐イスラエル・ブラジル大使に伝えたという。
 ルラ氏は18日、訪問先のエチオピアで、イスラエルのガザ侵攻を「ジェノサイド(集団殺害)だ」と糾弾。「ガザで起きていることは歴史上なかった。いや、あった。ヒトラーがユダヤ人殺害を決断した時だ」と語った。 

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