仏ウクライナも安保協定=今年4860億円の軍事支援 2024年02月17日 07時32分

2国間の安全保障協定に署名後、笑顔を見せるフランスのマクロン大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=16日、パリ(AFP時事)
2国間の安全保障協定に署名後、笑顔を見せるフランスのマクロン大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=16日、パリ(AFP時事)

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は16日、パリを訪れたウクライナのゼレンスキー大統領と共に、2国間の安全保障協定に署名した。ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、2024年に前年の約1.5倍に当たる最大30億ユーロ(約4860億円)の軍事支援を供与する方針などが盛り込まれた。
 ドイツとウクライナの安保協定も16日に署名が行われた。先進7カ国(G7)は昨年7月、ウクライナの安全を長期的に保証すると宣言。今年1月には英国が最初に協定を締結しており、侵攻開始から2年となる24日を前に、英独仏が足並みをそろえて結束をアピールする形となった。 

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