飲食店で日本産水産物PR=訪日観光も促進―NY領事館 2024年02月16日 14時09分

 【ニューヨーク時事】在ニューヨーク総領事館は15日、日本の水産物と地方観光の魅力をニューヨーク市内の飲食店で発信するキャンペーンを始めた。東京電力福島第1原発の処理水放出で輸出が鈍るホタテなどの消費喚起や、訪日観光客の誘致が狙い。来月中旬まで実施する。
 キャンペーンでは、市内の日本食店が北海道産ホタテや、静岡県産サーモン、富山県産ホタルイカなどの食材を使った料理を提供する。来店客に産地を紹介した冊子を配布。冊子にあるQRコードをスマートフォンで読み取ると、名所などの情報が見られる。
 総領事館の担当者は「食を通じて日本の地方への関心を高めてもらいたい」と話している。 

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