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　【ロンドン時事】西アフリカのセネガルの憲法評議会は１５日、今月実施予定だった大統領選を１２月に延期すると定めた法律を違憲とする決定を下した。ＡＦＰ通信などが伝えた。
　サル大統領は３日、今月２５日に予定されていた大統領選を延期すると突然表明。同国議会はその後、１２月１５日に延期する法案を可決した。
　サル氏は延期の理由について、野党候補者の適格性に対する懸念を挙げ、自身は出馬しない方針を繰り返していた。だが、野党勢力は「憲法クーデター」などと非難。国内では抗議行動や暴動が起こっていた。
　評議会は、当初の日程で選挙を行うことは不可能としつつも、当局に対し「できるだけ早期に」実施するよう求めた。