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　【ワシントン時事】米ホワイトハウスのブレイナード国家経済会議（ＮＥＣ）委員長は１５日、悪化する米財政に関し、「長期的に持続させるため議会超党派による取り組みが必要だ」と訴えた。１１月の大統領選を控えて与野党の対立が一段と激化する中、債務膨張に歯止めをかけることが政治的課題に浮上している。
　ブレイナード氏はワシントン市内の会合で、バイデン政権の財政赤字削減策は「税制の公平性を改善することで進めたい」と語った。政権は富裕層や大企業への課税強化で歳入増を目指す一方、下院で多数派を占める野党共和党は歳出削減を主張している。