ガザ休戦交渉、事態打開なく=仲介役の米など、エジプトで協議 2024年02月14日 14時47分

13日、カイロで、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官(左から3番目)と会談するエジプトのシシ大統領(中央)(エジプト大統領府が公開)(AFP時事)
13日、カイロで、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官(左から3番目)と会談するエジプトのシシ大統領(中央)(エジプト大統領府が公開)(AFP時事)

 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止を実現するため、イスラエルと仲介役の米国、エジプト、カタールの代表が参加した協議が13日、エジプトの首都カイロで行われた。エジプト政府が声明で発表した。ロイター通信によると、協議は事態打開に至らないまま終了し、今後の交渉の進展が見通せない状況が続いている。
 カイロではエジプトのシシ大統領が米中央情報局(CIA)のバーンズ長官とカタールのムハンマド首相兼外相と会談。「協議や調整を継続していくことへの意欲」は見られたという。声明はイスラエル代表団には言及していないが、イスラエルのメディアによれば、同代表団は協議には「話を聞くため」だけに参加した。 

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