日本海に巡航ミサイル=北朝鮮、今年5回目 2024年02月14日 11時00分

北朝鮮が1月28日に実施した新型「潜水艦発射戦略巡航ミサイル」の発射実験(朝鮮通信・時事、資料写真)
北朝鮮が1月28日に実施した新型「潜水艦発射戦略巡航ミサイル」の発射実験(朝鮮通信・時事、資料写真)

 【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は14日午前9時(日本時間同)ごろ、東部の江原道元山北東の日本海に向け巡航ミサイル数発を発射した。北朝鮮の巡航ミサイル発射は今月2日以来で、今年に入り5回目。
 巡航ミサイルは弾道ミサイルより速度が遅く、低空を変則的に飛行する特徴がある。集中的に発射を行うことで、精密な攻撃能力の向上を図っているとみられる。
 北朝鮮は1月24日と同28日に新型の戦略巡航ミサイル「プルファサル(火矢)―3―31」を発射。今月2日には巡航ミサイルの「超大型弾頭」の威力を試す発射を行った。
 北朝鮮は今年に入り、韓国を「第一の敵対国」と位置付けるなど、対韓国政策を転換。米韓への圧力を一層強めている。 

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