米物価「3分の2低下」=企業の隠れ値上げ批判―バイデン大統領 2024年02月14日 05時14分

バイデン米大統領=12日、ワシントン(EPA時事)
バイデン米大統領=12日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は13日、1月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比3.1%と、前月から低下したことについて「(2022年半ばの)ピークから3分の2下がった」とアピールした。ただ「コスト低下に向け、まだやるべきことがある」と認めた。
 バイデン氏は、処方薬の価格引き下げなどに取り組むだけでなく、企業に対して商品の容器を小さくしたり、中身を少なくしたりする「隠れた値上げ」を行わないよう求めた。
 バイデン氏は11日のビデオメッセージでも「アイスクリーム好きとして、値段が下がらないのに、容器サイズが小さくなったことに最も怒っている」と強調。「シュリンクフレーション(縮小とインフレを掛け合わせた造語)はたくさんだ。ぼったくりだ」と訴えた。 

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