「偉大な国に」「変化もたらす」=インドネシア大統領選、最後の訴え 2024年02月10日 22時00分

10日、インドネシア大統領選に向けジャカルタで演説し、拳を突き上げるプラボウォ国防相(中央)(EPA時事)
10日、インドネシア大統領選に向けジャカルタで演説し、拳を突き上げるプラボウォ国防相(中央)(EPA時事)

 【ジャカルタ時事】インドネシア大統領選の選挙戦最終日に当たる10日、大統領候補の3人が首都ジャカルタなどの会場でそれぞれ演説、多くの支持者らが耳を傾け、歓声を上げた。
 世論調査で支持率トップを走るプラボウォ国防相(72)=グリンドラ党党首=は、ジャカルタの競技場で、現政権の路線を維持すると改めて表明。その上で「貧困を撲滅し、豊かで偉大な国にしなければならない」と強調した。
 ジャカルタの別の競技場に登場したアニス前ジャカルタ特別州知事(54)=無所属=も大勢の支持者らを前に「変化をもたらし、公平な社会を実現させよう」と訴えた。ガンジャル前中ジャワ州知事(55)=闘争民主党=は、地元中ジャワ州のスマランなどで「汚職がまん延し、法律がねじ曲げられる。この国の民主主義を守る必要がある」と力を込めた。 

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インドネシア大統領選の選挙戦最終日の10日、ジャカルタで演説するプラボウォ国防相
インドネシア大統領選の選挙戦最終日の10日、ジャカルタで演説するプラボウォ国防相

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