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　【サンパウロ時事】南米ブラジルの最大都市サンパウロで９日深夜、カーニバル（謝肉祭）恒例の精鋭エスコーラ（チーム）によるサンバパレードが開幕した。ブラジル各地では週明けにかけて、音楽に合わせて大勢で街中を練り歩くといったプログラムが目白押し。南半球は夏真っ盛りで、国全体がお祭りムードに包まれる。
　カーニバルはもともと復活祭に向けたキリスト教の行事だったが、今では宗教色が薄れている。サンパウロでは１１日明け方まで、計１４エスコーラが専用会場でのパレードに出場。豪華な衣装を身にまとったメンバーがそれぞれのテーマに合わせて作った歌や踊りの出来栄えを競う。