独首相、米大統領に加勢=議会にウクライナ支援促す 2024年02月10日 09時15分

9日、米ホワイトハウスで会談するバイデン大統領(右)とショルツ独首相(EPA時事)
9日、米ホワイトハウスで会談するバイデン大統領(右)とショルツ独首相(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領とドイツのショルツ首相は9日、ホワイトハウスで会談し、米議会がウクライナへの追加支援を盛り込んだ法案を可決しなければ、「ウクライナの自国防衛は困難になる」との認識で一致した。その上で、米議会による早期可決が今すぐに必要だとの見解で合意した。
 ショルツ氏が首脳会談後、記者団に明らかにした。ショルツ氏は「バイデン氏と私は、最終的には議会がそのような決定を下すとも確信している」と期待感を示した。一方、バイデン氏は会談冒頭、「議会がウクライナを支援しないのは、犯罪に近い怠慢だ」と強調した。 

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