乱射少年の母に初の有罪評決=過失致死罪、高校で11人死傷―米 2024年02月07日 10時56分

 【ニューヨーク時事】米中西部ミシガン州の高校で2021年、当時15歳の少年が銃を乱射し11人を死傷させた事件で、地元裁判所の陪審は6日、過失致死罪に問われていた少年の母親(45)に、有罪評決を下した。CNNテレビによると、学校での銃乱射事件で、親が保護責任者遺棄や銃刀法違反ではなく、子供による殺人の責任を問われるのは初めて。
 検察側は公判で、母親は少年の精神状態が不安定であったにもかかわらず、不倫や趣味に時間を割き、銃を無施錠で保管していたと指摘。母親側は「銃の管理は夫に任せていた」などと主張したが、陪審は適切な対応を怠ったと判断した。 

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