〔東京株式〕堅調=幅広く上昇(18日後場寄り付き) 2025年08月18日 12時39分

 (後場寄り付き)後場の日経平均株価は前営業日比370円41銭高の4万3748円72銭で始まった。半導体株の一角は上値が重いが、大型株に比べてやや出遅れていた中小型株にも広く買いが入って指数を下支えしており、日経平均はこの日の高値圏で推移するなど堅調だ。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比379円53銭高の4万3757円84銭、東証株価指数(TOPIX)は17.07ポイント高の3124.75と、ともに続伸。前週までの大幅な株高を受けて投資家心理が上向く中、幅広い業種に買いが入り、日経平均、TOPIXはそろって取引時間中の最高値を更新した。
 72%の銘柄が値上がりし、24%が値下がりした。出来高は10億7722万株、売買代金は2兆6002億円。
 業種別株価指数(33業種)はその他製品、サービス業、非鉄金属、輸送用機器などが上昇した。下落は銀行業、電気・ガス業など。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高2億7477万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreは続伸。

 (10時19分)日経平均株価は高値圏でもみ合い状態。午前9時14分に前営業日比336円33銭高の4万3714円64銭まで上昇し、13日に記録した取引時間中の最高値(4万3451円46銭)を大きく上回った後、4万3300円台まで上げ幅を縮めた。「株価が過去最高値水準になっているため、利食いは出やすい」(大手証券)とみられる。ただ、米株先物が時間外取引で底堅さを見せる中、「上値を試す動きは続いている」(国内証券)といい、売り一巡後は持ち直している。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前営業日比74円59銭高の4万3452円90銭と小幅に値上がりし、13日に記録した取引時間中の最高値を上回って始まった。最近の株価上昇が投資家心理を上向かせる中、幅広い業種に買いが入っている。

前日からの主な出来事