〔NY外為〕円、147円台後半(19日朝) 2025年08月19日 22時09分

 【ニューヨーク時事】19日午前のニューヨーク外国為替市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などの発表を控えて様子見ムードが広がり、円相場は1ドル=147円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は147円70~80銭と、前日午後5時(147円82~92銭)比12銭の円高・ドル安。
 米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げ観測が強まる中、この日予定されるボウマンFRB副議長の講演や、翌20日に発表されるFOMC議事要旨(7月29~30日分)、21~23日の年次シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエルFRB議長の講演などを控えて積極的な商いが手控えられ、円相場は147円台後半の狭いレンジでの商いとなっている。
 米商務省が19日発表した7月の住宅着工件数は前月比5.2%増の142万8000戸と、市場予想(ロイター通信調べ)の129万戸を大幅に上回ったが、円相場の反応は限定的だった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1670~1680ドル(前日午後5時は1.1655~1665ドル)、対円では同172円50~60銭(同172円46~56銭)と、04銭の円安・ユーロ高。

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