臨時国会、来月1日召集=会期は継続協議 2025年07月22日 19時34分

自民党の坂本哲志、立憲民主党の笠浩史両国対委員長は22日、国会内で会談し、参院選を受けた臨時国会について、来月1日に召集することで合意した。会期については、坂本氏が5日間を提案したが、野党側が持ち帰ったため引き続き協議する。
笠氏は会談で、召集日を受け入れる一方、ガソリン税の暫定税率廃止法案を臨時国会で提出する可能性があると伝えた。法案が提出され審議入りすれば、一定の審議時間の確保が必要となる。坂本氏は会談後、記者団に「法案として出てきたら、審議入りはせざるを得ない」と述べた。
野党7党は先の通常国会で、ガソリン税の暫定税率廃止法案を提出。衆院で可決したが、与党が多数だった参院での採決は見送られた。
次期臨時国会では、参院選結果を受け、正副議長や常任委員長などが選出される。