〔東京株式〕小動き=米雇用統計控え様子見(6日後場中盤) 2025年06月06日 13時51分
(13時40分)日経平均株価は小動き。米中貿易摩擦の緩和期待を織り込んだ買いは一巡し、「引け後の米雇用統計発表に向けて様子見姿勢が続いている」(国内運用会社)という。売買代金上位には、防衛関連や最近人気となっているサンリオ〈8136〉が並んでおり、個別物色が中心となっている。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比162円36銭高の3万7716円85銭で始まった。新規の材料に欠けており、日経平均は3万7700円を挟んだ比較的狭いレンジ内でもみ合っている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比176円18銭高の3万7730円67銭、東証株価指数(TOPIX)は15.34ポイント高の2771.81で、ともに上昇した。米中両首脳による電話会談を受けて両国の貿易摩擦の緩和が期待され、東京市場では買いが優勢となった。自動車株や半導体関連株の一角など、輸出関連銘柄に買いが入り、相場全体が押し上げられた。
66%の銘柄が値上がりし、29%が値下がりした。出来高は7億0979万株、売買代金は1兆8081億円。
業種別株価指数は33業種すべて上昇。証券・商品先物取引業、金属製品、機械などの上昇率が高かった。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高は2億7783万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続落。