〔ロンドン外為〕円、156円台後半(20日正午) 2024年12月20日 21時24分

 【ロンドン時事】週末20日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日本政府による為替介入への警戒感から円買い・ドル売りが進行した海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=156円台後半に上昇した。正午現在は156円73~83銭と、前日午後4時(157円67~77銭)比94銭の円高・ドル安。
 日本の財務省高官による円安けん制発言を背景に円買い・ドル売りが優勢となった海外市場の流れを引き継いだ。最近の急速な円安基調の反動で、持ち高調整の円買いも後押しした。ただ、日銀の利上げに対する消極姿勢から上値は重く、買い一巡後は小動きで推移した。
 対ユーロは1ユーロ=162円86~96銭(前日午後4時は163円66~76銭)と、80銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0386~0396ドル(同1.0375~0385ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2501~2511ドル(同1.2546~2556ドル)。

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