〔ロンドン外為〕円下落、144円台前半(6日午前10時) 2025年06月06日 18時16分
【ロンドン時事】週末6日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米中貿易協議の進展を期待した円売り・ドル買いが進み、1ドル=144円台前半に下落した。午前10時現在は144円01~11銭と、前日午後4時(143円41~51銭)比60銭の円安・ドル高。
前日の米中両首脳による電話会談で、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が新たな貿易協議の開始で合意したことを背景に、円安地合いとなった海外市場の流れを引き継いだ。ロンドン市場では、午後の米雇用統計を控えて持ち高調整の円買い・ドル売りも見られる中、小幅な値動きとなっている。
対ユーロは1ユーロ=164円39~49銭(前日午後4時は164円33~43銭)と、06銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1409~1419ドル(同1.1453~1463ドル)。
ポンドは1ポンド=1.3533~3543ドル(同1.3587~3597ドル)。