〔ロンドン外為〕円、157円近辺(15日正午) 2025年01月15日 21時23分

 【ロンドン時事】15日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の早期利上げ観測が意識される中、円買い・ドル売りが進み、1ドル=157円近辺に上昇した。正午現在は156円96銭~157円06銭と、前日午後4時(157円92銭~158円02銭)比96銭の円高・ドル安。
 市場では、日銀の植田和男総裁の「来週の(金融政策)決定会合で利上げを行うかどうか議論し、判断したい」との発言が利上げに前向きと受け止められ、円が上昇した海外市場の流れを引き継いだ。円が買われる中、時間外取引の米長期金利が低下したことも後押し。ただ、米消費者物価指数の発表を午後に控えて様子見ムードも広がり、円は伸び悩んだ。
 対ユーロは1ユーロ=161円69~79銭(前日午後4時は162円58~68銭)と、89銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0295~0305ドル(同1.0290~0300ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2220~2230ドル(同1.2196~2206ドル)。

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